解体工事を行う業者には、解体工事業登録または建設業の登録が必要です。
工事を行う都道府県より許可を受けて登録されます。工事を業者に発注する前に、その業者の登録許可証などを確認するようにしてください。

解体工事業者の中には許可を受けていない業者もあります。産業廃棄物を収集・運搬するときも許可が必要です。もしも悪徳な業者が産業廃棄物を不法投棄するなど違法行為をした場合、工事を依頼した施工主も罰せられてしまいます。

建物には構造・大きさ・立地など様々な要素があります。建物を解体するには様々な調査が必要になります。 どのような工事を行い、何にどれだけの費用がかかるのか明確に見積もりを出す解体工事業者を選ぶようにしましょう。

解体工事には、追加工事・費用が発生する場合があります。地中から浄化槽・配管・コンクリート基礎など、工事を始めてから見つかる障害物があります。このような追加工事の可能性はどのような建物にも存在します。工事着工の前に、追加工事の可能性についてきちんと説明してくれる業者であるかどうかも業者選択のポイントとなります。

工事費用が安くなるのは嬉しいことですが、解体工事にはおおよその相場というものがあります。あまりにも安すぎる見積もりの場合には手抜き工事や不法投棄など、違法行為で費用を抑えている可能性があります。

また、最初の見積もりでは安くても、工事後に高額な追加費用を請求してくるケースなどもあります。 解体工事には工事スタッフの作業費や産業廃棄物の処理費用など様々なコストかかります。見積もりがなぜその金額になるのか納得いくまで業者に確認を行いましょう

工事中は工事音や埃など近隣へご迷惑をかけることがあります。
工事を行う前に近隣へのご挨拶や説明など、配慮ができるかどうか、 また解体工事スタッフについてはきちんと挨拶する・工事中に乱暴な振る舞いをしない・マナーが良いなど、費用や工事実績以外の信頼感も重視してください